決算変更届

建設業許可を取得すると決算期ごとに毎年決算変更届の提出義務があります。
よく年次報告や決算報告などとも言われます。

事業年度が終了してから4か月以内の提出が必要です。

例えば3月決算の法人であれば、7月中に提出しなければなりません。

《 CHECK 》
期限を過ぎると受け付けてもらえない、ということは基本的にはありません。
ただし、許可取得から決算変更届を出していない状態では許可の更新は行えませんのでご注意ください。

どんな内容を提出するの?

決算変更届では、その事業年度の「財務諸表」や「工事の実績」を提出します。
また、事業年度内に定款の内容に変更があった場合や保険加入の人数等に変更がある場合にはそれらの情報も合わせて提出することとなります。

建設業許可を所有している法人・個人は必ず提出する必要があります。

《 CHECK 》
その年度内に1件も工事を請け負わなかったとしても提出します。


提出された決算変更届は役所で誰でも閲覧できる状態となります。
工事実績も確認できますが、決算変更届をきちんと出していない会社だということも誰でも確認できてしまうことになります。

建設業も信頼が大切!

工事実績だけでなく、誰でも確認できるからこそ、決算変更届をきちんと提出することが信頼につながります。

もしこのコラムを御覧の方のなかに今年更新のタイミングだが、許可を取ってから1度も提出していない…という方がいらっしゃればまずは決算変更届の準備から始めてください。

5年前の工事実績を遡るのは大変ですので、毎年しっかりと提出するようにしましょう。

当事務所では決算変更届のお手伝いも承っております。
ご質問等ございましたらお気軽にご相談ください。

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