容器について

容器について
代表行政書士

収集運搬業の申請手引きをご覧になったことがある方は、なんとなく容器が必要なのかな?と気づくと思います。

【廃棄物処理法施行令 第6条第1項第1号】 
運搬車、運搬容器および運搬用パイプラインは、飛散、流出、悪臭の漏れがないものであること、と記載があります。
どんな容器が必要?
こちらについては、どの品目を取得するかによって必要か不必要かが分かれます

例えば、木くずを運搬する際にトラックの荷台に直積みしても特段問題は起こりません。
しかし、汚泥や廃油を荷台に直接積むことはあり得ないですよね。

このようにどの品目を取得するかによって容器が必要か、またどのような容器を用意すれば良いかが決まります。

先ほど例に挙げた汚泥であれば「オープンドラム缶」や「ペール缶」、脱水後のものに限定するのであれば「フレコンバック(トンバック)」でも可能です。
廃油であれば、液体であるため注ぎ口の小さいポリ容器や一斗缶などでも問題ありません。

産廃収集運搬容器の一例

オープンドラム缶

天板を取り外せるオープンタイプ(ボルトバンド式)のドラム缶です。粉体・固体内容物用としてよく用いられています。

参考商品:鋼製ドラム缶 オープンタイプ(ボルトバンド式)

クローズドドラム缶

​天板が固着され、充填口から廃棄物を入れることができるドラム缶です。液​体​内​容​物​用​に用いられます。

参考商品:鋼製ドラム缶 クローズタイプ

ペール缶

​産廃の運搬量が少ない場合にドラム缶の代わりに使用できるのがペール缶です。水銀使用製品産業廃棄物の収集運搬などにも用いられます。

参考商品:スチール製ペール缶 蓋バンド

フレコンバック

​安価なため、液体を除く幅広い種類の廃棄物に利用されます。ポリプロピレン製で丈夫なため重宝します。

参考商品:フレコンバック 1t用

それぞれの品目によって容器は様々用意できますが、共通して大事なことがあります。

蓋を閉めることができること

これは運搬時の流出を避けるためです。

オープンドラム缶を持っていても、蓋と本体部分を固定するバンドがついていないものは使用できません。

お手持ちの容器で取得したい品目が運べるか、この品目を取得するにはどんな容器が必要か、
ぜひお気軽にお問い合わせください。

お気軽にお問い合わせください。03-6384-0241受付時間 9:00-18:00 [ 土・日・祝日除く ]

お問い合わせ